IoT Greengrass(AWS)

AWS
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IoT GreengrassはIoT Coreの拡張版と考えたほうが分かりやすいかと思います。
通常はAWS側で行う処理やサービスをIoTデバイス側に持ってくることにより、機能拡張や通信量を減らすなどの対応を行うことができます。

システム要件

基本的にはLinux環境で動作させる形になります。
RaspberryPiは大丈夫ですが、Arduinoとかのマイコンでは動作できないと想定されます。

概要

この図のようにIoT Coreの一部をデバイス側に持ってきます。

GreengrassはIoTデバイスとIoT Coreの間でプロキシのような動作をします。
そのため、設置環境に応じて柔軟な設定をすることも可能となっています。
Greengrassにはオフラインキャッシュ機能もあるので、ネットワーク障害が発生した場合でもIoT Coreに送信するデータを保持することができます。

Lambda機能

デバイス側でLambdaを実行することもできます。
Lambdaの種類として、「メッセージをトリガーとして起動するLambda(オンデマンドLambda)」と「Greengrass Core起動時に起動されるLambda(Long Lived Lambda)」の2種類があります。
オンデマンドLambdaは通常のLambdaと同じように複数起動しますが、LongLivedLambdaは1つだけ起動されます。

LambdaからAWSのサービスと連携するためのコネクターが用意されています。
全てのサービスにアクセスできるわけではありませんが、IoTサービスやSNS/CloudWatchと連携することができます。
AWS が提供する Greengrass コネクタ

AWSとのサービス連携

Secrets Managerが利用可能です。
重要な情報をSecrets Managerにアカウント情報等を保持しセキュアな状態にすることが可能です。

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