エンジニアが読むべき小説

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未経験からIT業過に入る場合、技術だけでなく「どういう環境で仕事をするのか?」ということが気になると思います。
人から聞くと主観が入ってしまうし、雑誌などの記事を見ると成功した人と失敗した人の話が多くなるので
「いやいや、普通の話が聞きたいんですよ!」
という人には全く参考になりません。

私としては、小説を読むことを推奨します。
1冊読むだけでもイメージが湧きやすいと思います。
といっても、読み物として現実的ではない内容が含まれ過ぎていると現実とかけ離れすぎてしまいます。

天然記念物レベルの「スーパーハッカー」とか「超絶スキルを持ったプログラマー」は会うこと自体がフィクションなのです。
映画やテレビに出てくるエンジニアを想像してはいけません・。
あんな即興でハッキングプログラムを作ったり、そこら辺に転がっているパーツを組み合わせて「なんちゃら機器」を作るような人は会えません。
ツチノコや河童くらいの遭遇率だったら会うことができます。

ということで、私がおすすめする小説は2つ。

「なれる! SE」
知る人ぞ知るリアルな小説。
私が見てきた中で、一番リアルにIT業界の実情を書いている小説だと思います。

小説なので、最後の方はファンタジーが入ってきます。
「入社1年目で、普通はそんなミラクル起こせないよ」と言いたくなりますが、序盤、中盤の部分は超リアル。
エンジニア視点で見ると「あるある」と同意せざるを得ない内容となっています。

気を付けるべきは7巻の「なれる!SE7 目からウロコの?客先常駐術」。
常駐エンジニアとしては、リアルすぎて気分が悪くなってきます。
良い意味でそれほどリアル。

主人公はネットワークエンジニアですが、プログラマー、インフラエンジニア共に共感できる部分が多いです。
ラノベですが、作者が元エンジニアなのでノンフィクション小説といっても良い出来になっています。

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天才ハッカー安部響子シリーズ
作者はエンジニアというよりはセキュリティコンサルタントと言ったほうが良いかもしれない。
小説としては派手さは無い。
だけど、極めて現実に近い。
ハッカーといっても、超絶技術で突破するのでは無く現実的な手法で突破していく。

技術というよりは手法に重きを置いているので、セキュリティの知識があまりなくても理解しやすい。
ハッカーといっても、最終的には人間VS人間だと認識させられる小説です。

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