EC2についてはネット上に情報がゴロゴロしているので、基本的というよりは運用に近い観点で整理してみたいと思います。
EBS
DiskI/Oがボトルネックになっている場合は高速なEBSタイプを選択するとともに最適化インスタンスを使用します。
最適化インスタンスの場合はEBSアクセスと通常アクセスとで通信が分離されています。
最新のインスタンスタイプではデフォルトで有効になっています。
EBSのバックアップについて、以前はLambdaで行うことが一般的でしたが現在は複数の方法が存在しています。
システム要件として最適な手法を選択しましょう。
Auto Recovery
EC2の画面ではステータスチェックが行われているのが見えます。
ステータスエラーが発生した場合に再起動を行うようCloudWatchアラームを設定します。
ステータスエラーをトリガーとするので、基本的にAWS障害時の対応となります。
User data
User dataはOS起動時にコマンド等を実行できるようにする機能です。
例えば、AMIイメージ起動後にアプリケーションをインストールしたり設定を変更したりする場合にUser dataにコマンドを記載します。
インスタンスメタデータ
インスタンス情報を取得できるインターフェースです。
EC2 Image Builder
Image BuilderはAMIイメージを作成するサービスです。
通常はEC2を作成し、設定完了後にAMIイメージを取得する形になりますが、その作業を行うサービスになります。
Auto Scaling
Auto Scalingはインスタンスの増減の他に、EC2インスタンスを一定数確保するという目的で使用されます。
AutoScalingでは、オンデマンド/スポットの混合、複数のインスタンスタイプを設定することができます。
AutoScalingは「起動テンプレート」「AutoScalingグループ」の2つで構成されます。
起動設定でインスタンスタイプやAMIを指定し、AutoScalingグループで実行設定を行います。
AutoScaling設定では「起動設定」のメニューもありますが、AWSとしては「起動テンプレート」を使用することを推奨しています。
「起動設定」は忘れてよいでしょう。
コメント