Network Service Tiersとは
Network Service TiersはGoogle Cloudのネットワーク速度設定になります。
現時点でAWSには無いのでGoogle Cloudのみのサービスとなります。
Network Service Tiersは「プレミアム」「スタンダード」の2種類となります。
デフォルトでは「プレミアム」が設定されており、通常のクラウドサービスのように「できるかぎり最高速」での通信が行われます。
「スタンダード」にすると通信速度が落ちます。ドキュメント上では通常のプロバイダと同等と記載されていますので、どれだけパフォーマンスが下がるかはリージョンにも依存します。
料金の差額としては、ざっくり計算だと1Gあたり「プレミア:0.11USD」、「スタンダード:0.085USD」となります。
プレミアムはグローバル設定となりますが、スタンダードはリージョンごとの設定となります。
マルチリージョンを使用している環境でNetwork Service Tiersをスタンダードに変更する場合はリージョンごとに設定を行う必要があります。
また、スタンダードの場合はCloud VPN、Cloud NATはサポート外となっているので使用することができません。
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